それもそのはず、E813CCは新しく作られた真空管。
リメイクではなく、新しい真空管が作られるというだけでもちょっとワクワク。
E813CCは12AX7/ECC83の上位互換球として、かのMullardのBlackburn工場が新しくブランドを設立し、Mullardのラインを使用し新たに生産されることになった真空管ということ。
昨年末ささきさんのBlog、Music To Go!でその記事を見て、以来ずっと気になっていたのでした。
NOS球は確かに現在共産圏で生産されている真空管に比べほとんどの場合優れていると思うものの、価格もどんどん高騰気味。
新たに作られるもので良い真空管は無いのかなとずっと思っていたんですね。
そこに来てメイドインイングランド、しかもムラードの工場が新たに真空管を開発するとなっては、期待も高まってしまうというもの。
New Soner社がMullardの商標を持っているため、Mullardの名前は使えないので、ブランド名はTech TubeValvesに。
直接Tech Tubeさんに連絡してみるもののなかなか返事が無く、来たと思ったら4月に出るよ、とのこと。
その後やっぱり来月になる、また来月に...と延び延びになってしまい、難航してるんだなあ〜大丈夫かなあと思っていたら、先日突然Webショップができたよ!とメールが!
喜び勇んで早速注文。発送から3日で到着。早い!

E813CCは12AX7/ECC83互換の球だけれど、姿を見るとかなり特異な構造の様に見える。
見慣れたプレートが、無い??
ECC83と比べてかなり見通しの良い内部構造。ガラスは厚い。ピンよりちょっと上のところにくびれがあるのも変わってる。

並べてみるとかなりの違い。左からSiemes ECC83、TAD 7025S、Tech Tube E813CC。
知らなかったら互換球だとは思わないだろうなあ。
Tech Tubeの謳い文句は''speed'' and ''clarity''ということ。
まだ今日来たところなので音についてはあれこれ言えない感じだけれど、
ノイズっぽさが無くシャープ、かつ骨太。
いわゆる真空管っぽい感傷は振り払っている模様。
一日目としてはかなりいい感じ。
惜しむらくは僕はNOSのMullardを持っていないので本家との聴き比べができない〜。
どなたかMullardのECC83相等管を持っている方に、是非聴き比べてみて欲しいですね。
価格は一つ£26.09。送料が9.12、税で7.32かかってしまうので、一つ頼むと£42.53になってしまうんですねー。
1UKポンド≠¥150位なので¥6300くらい。高いか安いかは、聴いてみましょうといったところでしょうか。
HPによると、ECC82互換のE812CCが秋、ECC81互換のE811CCが冬にリリースされる模様(あっているかな?)。
うちのアンプはECC82が二ついるから、完成したらそれも入れてみましょう。延期にならないことを祈りつつ。
とりあえずよろしく、E813CC。

