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2009年7月9日木曜日

E813 CC、その真空管Made in Ingland。


E813CC、聞き慣れない型番の真空管。
それもそのはず、E813CCは新しく作られた真空管。
リメイクではなく、新しい真空管が作られるというだけでもちょっとワクワク。

E813CCは12AX7/ECC83の上位互換球として、かのMullardのBlackburn工場が新しくブランドを設立し、Mullardのラインを使用し新たに生産されることになった真空管ということ。

昨年末ささきさんのBlog、Music To Go!でその記事を見て、以来ずっと気になっていたのでした。
NOS球は確かに現在共産圏で生産されている真空管に比べほとんどの場合優れていると思うものの、価格もどんどん高騰気味。
新たに作られるもので良い真空管は無いのかなとずっと思っていたんですね。
そこに来てメイドインイングランド、しかもムラードの工場が新たに真空管を開発するとなっては、期待も高まってしまうというもの。
New Soner社がMullardの商標を持っているため、Mullardの名前は使えないので、ブランド名はTech TubeValvesに。

直接Tech Tubeさんに連絡してみるもののなかなか返事が無く、来たと思ったら4月に出るよ、とのこと。
その後やっぱり来月になる、また来月に...と延び延びになってしまい、難航してるんだなあ〜大丈夫かなあと思っていたら、先日突然Webショップができたよ!とメールが!
喜び勇んで早速注文。発送から3日で到着。早い!



E813CCは12AX7/ECC83互換の球だけれど、姿を見るとかなり特異な構造の様に見える。
見慣れたプレートが、無い??
ECC83と比べてかなり見通しの良い内部構造。ガラスは厚い。ピンよりちょっと上のところにくびれがあるのも変わってる。

並べてみるとかなりの違い。左からSiemes ECC83、TAD 7025S、Tech Tube E813CC。
知らなかったら互換球だとは思わないだろうなあ。

Tech Tubeの謳い文句は''speed'' and ''clarity''ということ。
まだ今日来たところなので音についてはあれこれ言えない感じだけれど、
ノイズっぽさが無くシャープ、かつ骨太。
いわゆる真空管っぽい感傷は振り払っている模様。
一日目としてはかなりいい感じ。
惜しむらくは僕はNOSのMullardを持っていないので本家との聴き比べができない〜。
どなたかMullardのECC83相等管を持っている方に、是非聴き比べてみて欲しいですね。

価格は一つ£26.09。送料が9.12、税で7.32かかってしまうので、一つ頼むと£42.53になってしまうんですねー。
1UKポンド≠¥150位なので¥6300くらい。高いか安いかは、聴いてみましょうといったところでしょうか。
HPによると、ECC82互換のE812CCが秋、ECC81互換のE811CCが冬にリリースされる模様(あっているかな?)。
うちのアンプはECC82が二ついるから、完成したらそれも入れてみましょう。延期にならないことを祈りつつ。

とりあえずよろしく、E813CC。

2009年1月14日水曜日

我が家の真空管事情

ウチの真空管パワーアンプ、ATM-1は4種類の真空管が使われている。
この真空管選びが苦しくも楽しく、かつお金を消費するという悩ましいシステムを内包しているのです。
使用されている真空管は、

プリ管: 12AX7 /ECC83 ×1
     12AU7 /ECC82 ×2
パワー管:6CA7 /EL34 ×4
整流管: 5AR4 /GZ34 ×2

となっている。
もっぱら換えるのはプリ管、パワー管なのだけれど、パワー管の交換はバイアス調整をしなければならないのでちょっと面倒。
しかしながら真空管の種類による音質の違いは結構なものなので、やっぱり換えたくなるのが人情というもの。


付属していた球>現在使用中の球

ECC83/Philips (討死。残念。)>JJ /803S
ECC82/Philips(キーンって音がするような >Sylbania/JAN 6189(12AU7互換)
EL34/Penta Lab (現役。ちょっと不満アリ)>JJ E34L-Blue 
5AR4/? > JJ /GZ34

どうもJJのE34Lだと高域はすごく綺麗だけれど低域が薄い。付属の球だとバランスは良いけれど詰まった感じ、曇った感じがある。

ということでこのたび新しい球を買ってみた。
何度か買わせてもらっているBOI audiowarksさんから、
Gold Lion KT-77 ロシアンリイシュー( EL34互換、ビーム管)と、Mullard 12AX7ロシアンリイシューを仕入れてみた。

BOIさんのブログにも書いてある通り、Gold Lionのリイシューはとても作りが良いように思える。モノがしっかりしていると、なんだか音も良さそうに思えますね。
両方とも目下エージング中。いい音でなるようになるといいなあ〜。